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人と違うことをする人はアイデアを多く生み出し時を待つ|「ORIGINALS」

originals ビジネス

みなさんはSNSなどで起業した人を見聞きして、「あんなふうになりたいな。でも自分にはアイデアがないし・・・」と諦めていませんか?

そのように独創的なアイデアで起業したりサービスを作る人たちは、実は私たちと同じ普通の人なんです。

ではいったい何が違うかというと、アイデアの数と行動力です。

情報が多い現代では、私たちは思考停止で外の情報を取り入れがちになっています。

自分の頭で考えて行動し、「オリジナルな人」になって人生を切り拓きましょう。

この記事はアダム・グラント著 「ORIGINALS」を参考に執筆しています。

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ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代【電子書籍】[ アダム・グラント ]

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「ORIGINALS」を読むと学べること

  • 人と違うことをする人の特徴
  • アイデアの出し方
  • 自分のアイデアを他者に受け入れてもらう方法
  • アイデアを他者より先に実現させることのデメリット
  • アイデアを実現するための仲間の作り方
  • 子どもの創造性を高める育て方
  • 失敗する組織と成長する組織の違い
  • 困難を乗り越える思考法

人と違うことをする人の特徴

アイデアを多く生み出す

成功したいなら、カエルにキスをしろ

「ORIGINALS」68ページ

これは、セグウェイを開発していたケーメンという人物の言葉で、カエルになってしまった王子様を探し当てるには多くのカエルにキスをしなければ見つからないという意味です。

「ORIGINALS」でも述べられているように、傑作を生みだす可能性を高めるには多くのアイデアを生み出す必要があります。

あの有名な音楽家であるモーツァルト、ベートーベン、バッハですら現代で評価されている楽曲は生涯作曲した作品の内ほんの一握りです。

モーツァルトは600曲、ベートーベンは650曲、バッハは1000曲以上作曲しているのだとか。

1日一曲作ったとしても2年~3年はかかりますね・・・

つまり私たちがパッと思いついた数個のアイデアだけでは上手くいく可能性が低いということです。

私も副業のアイデアをいくつか考えたことがありますが、その数は片手で数えられるほどしかありません。

毎日1つはアイデアを生み出さないと成功する可能性はほぼゼロだと思い知らされました。

アイデアを実現しようと行動する

オリジナルな人とは「みずからのビジョンを率先して実現させていく人」である。

「ORIGINALS」20ページ

つまり、考えたアイデアを実現しようと行動することです。

せっかくのアイデアを頭の中に留めておくだけでは何も生まれません。

アイデアを形にしようと行動する必要があります。

ではどのようにして行動するのか。

それは型にはまった道を進まないことです。

本の中で、「天才児は大人になると得意な分野で活躍するが、革命的な創造をするのは一握り」と述べられています。

ほとんどの天才児は、その茨の道を行くことがない。

せっかくの非凡な能力を並の方法で使い、現状に疑問を持つこともなく、自らの仕事を完璧にマスターするからだ。

「ORIGINALS」30ページ

私はこの文が非常に胸に刺さりました。

学生時代、学校では周りと違ったことをすると怒られ、親の考えに沿った行動をすると褒められ、正に他人が敷いたレールの上を進まされていました。

私は比較的「優秀だ」と言われる学生で、決められたことをきちんとやり遂げて成績もそこそこ良かったです。

また、親が望むことを実現させようと精一杯期待に応えようとしていました。

しかし「学生」としては優秀であっても「人間」としては凡人だったなと思います。

成功を重視すればするほど、失敗を恐れるようになる。

つまり、必ず手に入る成功に向かってしか、努力しなくなるからだ。

「ORIGINALS」31ページ

本を読む前の私にピッタリな文章です。

確実なものにしか手を伸ばしていませんでしたね・・・

非常に後悔しています。

20代でこのことに気づかせてくれたこの本に感謝です。

今は思いついたことはすぐにやってみようと思うようになりました。

常識にとらわれない思考法についてはこちらも参照ください↓

時を待ち、行動するチャンスを伺う

先延ばしは創造性の味方「ツァイガルニク効果」

1927年、旧ソ連の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクは、達成した課題よりも達成できなかった課題のほうをよく覚えているということを証明したのだ。

「ORIGINALS」166ページ

皆さんは1日の仕事を終えて帰宅した後、「あの仕事やれなかったな」と思い返した経験はないでしょうか?

それがツァイガルニク効果です。

決められたタスクをこなすうえでは後回しにすることは生産性を低下させる原因になります。

ところが、創造性を高めるにはツァイガルニク効果を活用すべきだと述べられています。

完成を後回しにすると、頭の片隅で未完のアイデアについて考え続けるからです。

ゲティスバーグ演説で有名なエイブラハム・リンカーン大統領は、当日まで演説の内容が確定しなかったのだとか。

また、キング牧師も演説前夜に草稿を作成しなおすよう担当にお願いしたそうです。

ちなみに、誰もが知るフレーズ「I have a dream」はアドリブだったそう。

タスクを先延ばしにすると、特定の考えにとらわれずに柔軟な考えができるメリットがあると述べられています。

ということで、クリエイティブなタスクは急いで決めずに熟考しましょう。

「概念的イノベーション」と「実験的イノベーション」

概念的イノベーターは、大胆なアイデアを思い描いて知れを実行に移すというタイプだ。

実験的イノベーターは、試行錯誤を繰り返して問題解決を行いながら学び、進化を遂げていく。

「ORIGINALS」181ページ

概念的イノベーターは早咲きで実験的イノベーターは遅咲き、「ORIGINALS」では「短距離走者」と「マラソン走者」と例えられています。

どちらが良いとかではなく、それぞれの特徴を理解しておくことが必要です。

概念的イノベーターは革新的なアイデアで早くに成功しますが、年齢を重ねるごとに成功体験が思考を固めてしまいます。

心理学者のアブラハム・マズローが「ハンマーをもつ人にはすべてがクギに見える」といっているが、一つの手法が定着すると、そればかりになってしまうものなのだ。

「ORIGINALS」183ページ

実験的イノベーターはアイデアを実行し、得られた結果から改善し再挑戦するというサイクルを繰り返します。

時間こそかかるものの蓄積されるスキルはより洗練され、年をとっても柔軟な思考で行動できるのです。

いわゆる「科学者マインド」ですね。

そして時間をかけてアイデアに改善を加え、ここぞという時に大きく行動することで「人と違うことをする」ことの実現に近づきます。

私は概念的イノベーターのように「奇抜で誰も思いつかないようなアイデアを考えなければ!」と思い込んでいたことがあります。

しかし、そのせいで視野が狭まり行動することができませんでした。

これからは実験的イノベーターの思考をもって行動し、アイデアを洗練させたいですね。

人と違うことをするためのリスクマネージメント

本業があることで心の余裕が生まれる

何か新しいことをするには必ずリスクが伴います。

そこで何か安定した仕事の傍らで挑戦をすると「リスクの分散」ができ、安心して新しいことに挑戦できるのです。

リスクのポートフォリオという概念を考えると、人生のある部分でオリジナルな行動をとりながら、その他の部分では標準的な域を出ない人が多いというのも納得できる。

「ORIGINALS」44ページ

副業が当たり前となった現代でも同様のことが言えます。

本業の傍らで副業に挑戦すると「副業は失敗しても大丈夫」と安心感が生まれ、思い切った実践が可能です。

副業の収入が本業のそれを超えて安定すると会社を興す人は多いですよね。

マイクロソフト社のビル・ゲイツは大学2年生の時、ソフトウェアを販売しながら1年間学業を続けていたのだとか。

起業家は一般の人たちよりもリスクを好んでいるわけではないという研究結果が相次いで出てきている。

そしてこれは、多くの経済学者や社会学者、心理学者の意見が合致したまれなケースだ。

「ORIGINALS」49ページ

上記のような研究結果も出ています。

つまりリスクの取り方にさえ気を付ければ私たちにもチャンスをつかむ可能性があるわけです。

よっぽどの信念と確信があれば背水の陣で本業を切り捨てるのも一つの手段だとは思いますが、取らなくていいリスクは極力取りたくないものですね。

先駆者の失敗を教訓にする

意外なことに、先発者となることは、利点よりも不利な面が大きいことがままある。

研究によると、先発企業が高い市場占有率を獲得する場合もあるが、最終的に生き残る確率は低く、利益率も低くなるとのことだ。

「ORIGINALS」172ページ

私は起業で成功するには独創的なアイデアを誰よりも早く実現させるしかないと考えていました。

言われてみれば誰も失敗してない分野での先駆けは予想外の失敗が多く起こりそうです。

後出しのほうが先発者の失敗から学んだことを活かしやすいですね。

しかし、皮肉なことにこんなことも言われています。

先駆者になりたがる人は、「先発優位性は証明されていない」とわかってもなお、その優位性を信じ続けるというのだ。

「ORIGINALS」173ページ

これは先発で成功した企業が思い浮かべやすいからだという。

スポーツで最前線で活躍している選手が目立ち、2軍や3軍の選手が目立たないのと同じですね。

家庭用ゲーム機では「マグナボックス」という会社が先発でしたが、後から「任天堂」が台頭し世界に知られるようになっています。

リスクを恐れず行動する人は、とにかくいちばんになることにとらわれており、衝動定期な決断をしがちだ。

その一方で、リスクを回避しようとする起業家は、先発隊の様子を探り、適切なタイミングを待ち、参入する前にリスク分散のバランスを取っておく。

「ORIGINALS」175ページ

もし何か「人と違うこと」で起業をしたいのなら、同じ分野での先駆者の「上手くいっていないところ」を観察する必要がありますね。

まとめ

「ORIGINALS」のサブタイトルの通り「人と違うことをする」のは誰でもできます。

そのためにはより多くのアイデアを考えて実行することが重要です。

そして同時に同じ分野での先駆者の失敗を分析し、自分のアイデアに取り入れてチャンスを伺います。

副業に取り組む人が多くなっている現代において、この「ORIGINALS」は大きなヒントを与えてくれる1冊だと思いました。

「人と違うこと」ができる人になりたい方はこちら↓

執筆者
Kohei

座右の銘「知識と健康は一生の財産」
知識不足だったことから学生時代の貴重な時間を無駄にしたと後悔し読書を始める。
多くの人に私と同じような後悔をしてほしくないと思い、日々の生活に役立つ知識を発信するため当ブログを運営しています。

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