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【要約】最強のコミュ力のつくりかた|自分に人としての魅力がないと思ったらこれを読め!

最強のコミュ力のつくりかた 魅力 ない コミュ力 上げる 方法  実用書

あなたが自分の魅力を高めるために今まで実践してきた方法はなんですか?

もしかしたらそれは表面的な魅力しか高められていないかもしれません。

そこで今回紹介するのは、科学的根拠のあるワークを通して自分の魅力を高める方法を解説している「最高のコミュ力のつくりかた」です。

ひとつ冒頭文を紹介します。

あなたの言葉が伝わらないのは、あなたに人としての”魅力”が欠けているからである。

「最高のコミュ力のつくりかた」3ページ

冒頭からなかなかのパワーフレーズです。

ずばりコミュ力とは「人としての魅力」であり、この魅力はトレーニングで高められると本書で述べられています。

また、魅力がない人は「嘘が多い」、「感情が幼い」、「性格が悪い」ことが原因だと指摘されています。

プライベートで知人と話す時や仕事でプレゼンをするときなど、自分の意見を相手に伝えなきゃいけない場面を想像してください。

その場面で今のあなたは自信をもって自分の意見が伝えられますか?

もし答えが「No」だったら、「人としての魅力」が足りないからかもしれません。

私も自分の意見を伝えるのは大の苦手で、人前に出たくないし人と関わらずに過ごしたいタイプです。

とはいっても他人と全く関わらずに生きていくことはほぼ不可能。

この「最強のコミュ力のつくりかた」のワークに取り組めば、自分のコミュ力=魅力を高められるでしょう。

この記事はあくまで要約、魅力を高めるワークの具体的な方法は本書を手に取って学んでください。

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感想

参考になった点

僕が読んでいて参考になったと感じた点は以下のとおりです。

  • 「コミュ力」がない人は「人としての魅力」がないことが根本的原因
  • 「人としての魅力」はトレーニングによって高められる
  • 「人としての魅力」を高めると「カリスマ性」にもつながる

僕自身は人前で話すことが苦手で、過去を振り返ると「嘘が多い」のと「感情が幼い」が大きく影響していたんだと感じました。

質問されてわからないことは「わからない」とハッキリ言えなかったり、反対意見を言われると明らかにしどろもどろしていたと思います。

そこから「自分は魅力がない、ダメなやつだ」とマイナスに捉えるようになり、人と関わることが嫌になったことに繋がってしまったと感じています。

しかし、この本のおかげで「工夫すればコミュ力はつくれる」と少し希望をもてました。

自分に魅力がないと感じている人、対人関係に困っている人にぜひ読んでいただきたい1冊です。

本書の概要

著者:鈴木祐

  • 1976年生まれ
  • 慶応義塾大学SFC卒
  • 16才の頃から5000本/年の科学論文を読む「日本一の文献オタク」
  • 大学卒業後、出版社勤務を経て独立
  • ブログ「パレオな男」で健康、心理、科学に関する最新の知見を紹介、月間250万PV
  • 近著に「才能の地図」、「運の方程式」などがある
  • 「最高の体調」は15万部を記録

※「最高のコミュ力のつくりかた」316ページから抜粋

本書の狙い

「最強のコミュ力のつくりかた」は「コミュ力」を向上させるために「人としての魅力」を磨いてもらうことが目的です。

仕事の会議などで自分の意見が何故か伝わりにくいなと感じたら、もしかしたら本書でいう「人としての魅力」が足りてないからかもしれません。

「自分に魅力がないのかな」と不安になった方は、序章で書かれている「魅力度テスト」を実践すれば今の自分の魅力度も客観的にわかるでしょう。

また、魅力を高めるための「マスターワーク」と、具体的な場面を想定した「オプションワーク」も解説されています。

ぜひこれらのワークに取り組んで良い対人関係を築きましょう。

要約

本書は序章~第4章の5部構成です。

第1章~第4章の最後にはそれぞれ、人としての魅力を上げるためのワークが収録されています。

序章

序章では、世間一般に広まっている「コミュ力」は科学的観点から見ると3つの勘違いがあると指摘しています。

あなたは「コミュ力が高い人」はどういうコミュニケーションをしていると考えますか?

おそらく今思い浮かんだのは科学的には勘違いです。

ここではそれらの勘違いについての解説、コミュ力とは何の要素によって左右されるかが述べられています。

また、この章の最後に「魅力度テスト」があり、今のあなたの人間的魅力がどの程度か明らかになるでしょう。

「自分には魅力がないかも」感じていても、実は魅力度が高かったなんてこともあるかもしれません。

第1章

主に「正直さ」について説明されている章で、本音で話す意識をしないと魅力が下がることを指摘しています。

例えば、本当かどうかわからないことばかり言っている人の意見に耳を傾けようと思うでしょうか?

多くの人は、そういう人に対して疑いの目をもつはずです。

私の場合は社交辞令ばかり言う人、つまり建前が多い人はあまり信用したいとは思いません。

また、嘘や建前を言おうとすると脳のパフォーマンスが下がり、それに伴って魅力度も下がるそうです。

この章でのワークは、自分の本音を話すことへの抵抗をなくすためのトレーニングとなっています。

第2章

ここでは「メンタルの不安定さ」が人としての魅力を大きく下げることを指摘しています。

これは想像しやすいのではないでしょうか?

コミュニケーションでやり取りする中で、些細な言葉にも一喜一憂している人をみたら「なんかやばそうな人だな」と感じます。

また、コミュニケーションに限らず予想外の出来事にも冷静に対処できている人は頼りになると思うのではないでしょうか?

どう考えても後者のほうが魅力的ですよね。

この章の最後には、メンタルの弱さを改善するためのワークが紹介されています。

第3章

第3章は「性格」についてです。

思いやりがなかったり、自分のことしか考えない人は果たして魅力的といえますか?

例えば、話にすぐ割り込んできたり、人の話を聞かずに自分の話ばかりしてくるといった感じです。

あなたは無意識にそういったことはしていないでしょうか?

本書ではまず「優しさを示せ」と述べられています。

その優しさを示せるようになるためのワークが、この章の最後に盛り込まれています。

第4章

最後の章は「カリスマ性を高める」です。

あなたの中のカリスマ的な人物を想像してみましょう。

もしトレーニングでカリスマ性が身に付くんだったらやってみたいと思いませんか?

それに応えてくれるのが「最高のコミュ力のつくりかた」の第4章です。

ただし、第1章~第3章で「嘘が多い」、「感情が幼い」、「性格が悪い」を改善して「魅力度テスト」の結果が良くなっていることが前提であることに注意してください。

車に例えると、第1章~第3章は骨格やタイヤ、第4章のカリスマ性はエンジンといったところでしょうか。

ここでのワークは、オバマ大統領やスティーブ・ジョブズ氏などが活用していたテクニックも紹介されており、非常に参考になります。

まとめ

コミュ力は技術によって左右されますが、根本は「人としての魅力」がカギです。

そして、その人間的魅力はトレーニングによって高められます。

「なんかプレゼンが上手くいかないな・・・」、「なんか相手に意見が伝わらないな」と感じた方は読む価値のある1冊です。

本書のワークを実践すれば、組織内で影響力を持ったカリスマ的存在にもなれる可能性もゼロではありません。

ぜひ「最高のコミュ力のつくりかた」を活用してください。

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